8月に入り、更に暑さが増したような毎日ですね。勉強に運動に頑張っている生徒のみなさん、そして、それを支えている
保護者の皆様も、そろそろ「夏バテ対策」を意識しておくことが必要ではないでしょうか。
さて、そこで今回は、第1回目として、夏バテを予防するための食事等について書きたいと思います。
◆夏バテ(夏ばて)って何で起きるのでしょうか?
人間の体は、日本の夏のように高温・多湿な状態におかれると、体温を一定に保とうとして、必要以上のエネルギーを消費し、
かなりの負担を強いられます。これが過度の負担となり、毎日続いて長引いたりすると、その暑さに対応することができず、 体
にたまった熱を外に出すことができなくなり、熱が出たり、だるくなって胃腸の働きが弱まったりしてきます。
この無理が続いて、体が限界に来ている状態のことを夏バテ(夏ばて) と言います。
夏バテには様々な原因が絡み合っているのですが、自律神経の不調・水分不足・胃腸の働きの悪化の3つが大きな原因といわ
れています。
◆夏バテにはビタミンB1,B2とクエン酸をしっかり、疲れの元となる乳酸を消費してエネルギーに代えていきましょう。
【ビタミンB1,B2をたくさん含む夏バテ防止・解消の食材】
•豚肉(特にモモ肉、ひれ肉)•レバー•枝豆•納豆•豆腐•玄米•うなぎ(ビタミンB1)•いわし•ゆず
【ビタミンB1,B2をたくさん含む夏バテ防止・解消のメニュー】
•豚しゃぶ(にんにくを薬味にして)•レバニラ炒め•卵とたまねぎのうな丼•豆腐の肉あんかけ
【クエン酸をたくさん含む夏バテ防止・解消の食材】
•酢•ゆず•グレープフルーツ•レモン•梅干
【クエン酸をたくさん含む夏バテ防止・解消のメニュー】
•豚肉のレモン和え(豚肉をレモンに漬けたものをさっと炒めたもの)•酢をたっぷりかけた冷やし中華(具に豚肉とねぎをたっぷり
入れましょう)•酢の物



「夏バテ知らずの体づくり」を食事から行いましょう!