東日本大震災を思い出すと、ある生徒の卒業式答辞が忘れられません。
それは、震災のあった日から11日後に行われた、気仙沼市立階上中学校の
第64回卒業式で、卒業生代表の梶原 裕太 さんが読んだ答辞です。
「命の重さを知るには大きすぎる代償でした。しかし、
苦境にあっても、天を恨まず、運命に耐え、助け合
って生きていくことが、これからの私たちの使命です。」
梶原 さんの涙ながらにしっかりと答辞を読む姿は、今でも忘れることができません。
★梶原 裕太 さんが読んだ答辞⇒梶原 裕太 さんの答辞.pdf
あの日から3年が過ぎようとしている今、私たちは、この震災のことをこれからも忘
れることなく生きていく必要があります。