本日(23日)、第94回全国高校野球選手権大会の決勝戦が行われます。大阪桐蔭と光星学院の両校とも全力でプレーをしてくれると思います。
さて、この大会の開会式で酒田南高校の下妻主将が「選手宣誓」を行いました。東北からの代表校でもあり、その言葉の中には、震災復興と高校野球をつづける意味が述べられていました。豊里中のみなさんも「自らの選手宣誓」を是非考えて、これから始まる2学期を有意義にする努力を期待しています。
第94回全国高校野球選手権大会 選手宣誓
私が暮らす東北を、そして東日本を未曽有の災害が襲ったあの日から、いま日本は
決して忘れることのない悲しい記憶を胸に、それでも復興への道を少しずつ確かな
足取りで歩み始め、多くの試練と困難に立ち向かっています。
私たちのひた向きなプレーが、あすへと懸命に生きる人々の希望となることを信じ、
私たちの躍動する体と精神が、あすへと進む日本の無限の可能性となることを信じ、
そして、私たちの追い続ける夢が、あすの若者の夢へとつながっていることを信じます。
全国の仲間が憧れたこの甲子園で、わき上がる入道雲のようにたくましく、吹き抜ける
浜風のように爽やかに、正々堂々と全力でプレーすることを誓います。
平成24年8月8日
選手代表 酒田南高等学校野球部主将 下妻貴寛

校内に掲示されている下妻主将の選手宣誓文